摂食障害、考察

拒食症、過食症、過食嘔吐。この中でもいろんなタイプの人がいるんだと思う。

一番最初、19歳のときに泣きそうになりながら駆け込んだ病院ではむちゃぐい症候群って診断されたっけな。

わたしは、9年間のほとんどは過食嘔吐でした。最初は吐けないから過食のみ。

吐く事を覚え、食べて吐きまくる。2回くらい食べれなくなって拒食症になった。ガリガリまではやせなかった。そこにいくまでに過食嘔吐復活。

摂食障害で何が一番つらいって、病気がガチで【食】にあることじゃないかな。

食べるってこと=恥ずかしいに脳がなっちゃってる。私はそうだった。普通に食べるってことができない。人と食事してもどう思われてるか、もしくはそのあとの一人になったときの過食の事しか頭になくなる。

毎日、毎日、しかも3度、しかも人間の三大欲求の一つの【食】。これが困難になる、支配されるってもう本気で辛い。最強よ。

私はもう誰でもいいから助けてほしかった。この病気がなければ私の人生どうなってた?って何十万回思った。朝目が覚めなければいいと思った。

そして私はこの病気が最高に恥ずかしかった。食べまくって吐くとか、死んでも人に言えなかった。死にそうに辛くても、絶対に受け入れてくれるって人にも、自分の口から症状は話せなかった。摂食障害って地味につらいなって何回も思ったな。効くって薬があるわけでもないし、見た目も拒食症の方はわかるけれど、過食、過食嘔吐は地味に太ってく。心配というか違う目で見られる。それで抜け出すのは本当に大変。一種の麻薬みたいなものだよね。

体は食べ吐きで、常にだるい。胃は毎日大荒れ。それでもやる。衝動が抑えられない。

どんな環境でもやる。そして、終わった後は自己嫌悪。でも言えないから外では笑顔。

【摂食障害】って・・・一回足突っ込んだら簡単には抜け出せん。体、心も崩壊していく。

でもそれでも私はなった意味があると思ってる。死にそうに辛かったけれど絶対に誰でも治ると思ってる。ど真ん中にいたときは一生普通に食べることなんてできないと思ってた。もうそれでもいいやってあきらめてたよ。絶対治るって言われても信じなかったよ。でもね、、大丈夫だったよ。って私もまたいつか来るかもしれない。けどもう心が安定してる。またきても大丈夫って思える心がある。天と地の差だよ。大丈夫です。どこのだれがなんといおうと、どこのだれがあなたを否定しようと、どこの誰があなたの見た目を非難しようと、どんなに体重が増えようと、大丈夫です。絶対に大丈夫です。信じなくてもいいけれど、1回信じて。(笑)大丈夫って思うだけで心がふっと軽くなるでしょう、一瞬でも。それが最高に大事だと私は思います。

読んでいただきありがとうございました。次回は【摂食障害、原因】の記事を書いてみようかなと思っています。

摂食障害を終えて

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