私がやったこと、やっていること
前記事にも書いたけれど、色んな事やった。
大きなことで言えば、カウンセリング、サプリメント、温熱、催眠療法・・・。
もうどうにかしたくて地味にやったのが、
・摂食障害の人とネット上で会話してみる
・誰も見ないブログ作って吐き出してみる
・食べたものをノートに書きだしてみる
・母に甘えてみる
・体を動かす
・摂食障害の本を読む
・吐くことを我慢する
・逃亡してみる
とかかな。思い出せないだけでもっと出てきそう。
その時良かったこともあったけれど、結局過食の衝動はいつも襲ってきた。
当たり前だけれど、全部過食の恐れから始めたことだった。でもね、恐れから始めることって、大抵うまくいかなくなってるみたい。この世の中。
過食やめたいやめたいやめたい=過食やりたいやりたいやりたい
になっちゃってるんだよね。
摂食障害の人はほとんどの人がそうだと思うけれど、禁止している食べ物が沢山あると思う。禁止というか食べたら罪悪感があるもの。というか食べることすらに罪悪感があったのだけれど・・・。
私は、太るというのもそうだけれど、それよりこの食べ物は体に悪いっていう方が強かった。
高校のころから健康オタクっぽくなり、そういう本を読み漁るのが大好きだった。だから頭にはそういう知識がいっぱい。それプラス細い=最高!な脳内。もう危険信号いっぱいよね。見事に摂食障害の花咲いちゃったもんだから許可できる食べ物ねーわ!って感じ。
だから、吐く前提で食べるものは禁止のものいっぱい。私どれだけ菓子パン食べたんだろ・・・。
まじパン業界に貢献したと思う。
そんな頭で結婚して子供も産んだもんで、主人にも子供にも禁止いっぱい。
自分は隠れて食べているのにね。よく言い続けられたもんだわ。笑
でもその時はそんな脳内だったんだから全然しょうがない♡
主人なんて会社でネタにされてたくらい。
子供もよく産まれてきたわ。妊娠中臨月まで食べ吐きしてました。
(それはまた別途かこうかな)
長くなりましたが、私のやったことは、今までの逆の頭にしてみました。
もうねそれしかなかった。残された道。だってもういろんなことやってきたもん。もう手は尽くした。何やっても治らなかったもん。そしたら自分の信じてるもの手放してみるしかないと覚悟を決めました。もうね、、簡単に書いてるけれど覚悟決めてもそれを実行するのが怖すぎて何日もできなかった。要は、飲みたかったら毎日炭酸ジュースのんでいいし(炭酸ジュースは過食嘔吐の時ですら吸収怖くて飲めなかった)、食べたかったら毎日お肉料理作ってもいいし(肉は悪だったので月一くらいだった)、お菓子だって食べていい。そういう覚悟をしました。
これは過食嘔吐とはまた別で、そう決めただけ。過食しないとか吐かないとかは全然思ってなかった。とにかく体に悪いと禁止してた頭を解禁した。
自分の体の声聞いてみようって。
最初は超失敗だらけ。あ、これ食べたいっておもって1口食べたら、過食始まったこともあったし、炭酸ジュース飲みまくったら、おなか壊したし(笑)、もう罪悪感ぶわ~ってでてきつつ、でもうめ~!みたいなのを繰り返してました。
それでね、一番緊張したのが、スーパーの食パンを出しっぱなしにすること。
これ私の中では超挑戦だった。過食では超食べてたけれど、そんなの普通に買うってことがなかったから(体に悪いとおもってたしそう言っていたから)、主人の前に置いておくのがドッキドキでした。何言われるかな、、って。まぁ結果全然普通でした。それからもドキドキしながらお菓子おいておいたりしたな。いちをもう食べたいもの食べる!って宣言したんだけどね。それでも、どう思われるかってそわそわしてました。
あと食べることだけじゃなく、やりたくないこと、言いたいこと、とにかく我慢をちょっとずつやめて、自分を一番に扱ってあげるようにしました。(ライン返したくないときは返さない、とか)
そういうのをすこしずつ繰り返していったら、だんだんと過食嘔吐の回数が少なくなり、ある時パタリと止まりました。自分が満たされた、やっとやっと9年越しに満たしてあげられたんだと思いました。
過食嘔吐した後、禁止しているものをたべた後、もうずーっと頭の中が、食べちゃった、やっちゃっただった。
だけどその罪悪感ってそんなに感じる必要あるのかな?あるよ、絶対出てくる。だけれどもし過食嘔吐の最初にでも食べたものが超食べたくて食べたものだったら、禁止していても食べたいから食べさせてあげれたものだったら、そこだけでも、うめー!って幸せな気持ちが出たり、あ~ってほっとさせてあげれたら、もう自分にとって最高だと思います。
過食嘔吐したいしたいしたいしたいってときだったら(私は毎日だったけれど)、むしろそれをさせてあげれた自分にほれぼれしてもいいのかも。罪悪感はでてくると思うけれど。
私も今日もアイス2個食べました。この頃毎日。食べたいから。
胃が痛くなっても、夕飯食べれなくなっても、おっぱいに影響あるとしても、食べたいから食べさせてあげれたから、もう後悔なんてないよね♡、です。
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